■n本場  nは整数が入ります…念のため。
そしてnには、親のアガった回数が入りますので、親が廻ってきたての時は0本場、1回アガったら“アガった後に”百点棒を1本出し、次から1本場です、と表示する訳です。
つまり、本場を表す百点棒は、親が何回連続でアガったのかを表示している訳でもあります。
■連荘(レンチャン)  親が連続してアガる事です。
麻雀以外でも、何かを連続させた時に使いますね〜。
■二翻縛り
(リャンハンしばり)
 親が連続5回アガった次の回(五本場)から、二翻以上の役が無ければアガれない、という決まりです。
略して「りゃんしば」。
ローカルルールですので、採用しているか否かは確認が必要です。

 二翻縛りにすると、役牌だけ〜等の軽い和了が出来なくなります。
このルールは親の絶好調を止めてやろう、という狙いがあるそうですが…どうなんでしょう?
ゲームで麻雀をやっていて、役無しでも振聴でもないのにアガれない場合は、「なんでアガれねーんだよ!?」とボタンをバンバン叩く前に、二翻縛りが設定してある可能性を考えましょう。

 大会や競技ルールでは、ゲームの進行が遅くなる事から採用しない場合が多いです。
又、「手に必ず二翻以上」という解釈が案外難しいです。
流局時も二翻ないとノーテンなのか?七対子のみでアガれるのか?海底ツモは?河底は?
嶺上開花は?後付有りの場合、片アガリは?…等々、考え出すとキリがありません。
採用する場合は、疑問は全部事前に話し合っておくか、何があっても喧嘩しない友人と打つ場合に限った方がいいかも知れませんね。
■一翻縛り
(イーハンしばり)
 余談ですが、現在主流の「必ず役が無ければあがれない」というルールの事を「一翻縛り」と言います。

 戦前の麻雀は、基本は「役なし」、あっても極僅かで、符のみで計算してたそうですよ。なので、1000点未満の点数の方が普通だったそうです。
麻雀のルールも、時代と共に緩やかにインフレな訳です。今、ピンフのみ640点とか計算しませんし、30符四翻を満貫にする所が増えましたからね。
(一翻縛りとはちょっと話がズレました)